ユッケ食中毒(O-111)
ユッケによる食中毒で4人死亡…
震災後で、復興に向け、
世の中の消費活動を停滞させないようにと
頑張ろうとしている矢先にこのニュースである。
私自身は、菜食が基本なので肉食に縁がない。
とは言え、許せない事件である。
5月6日の今日、「立夏」を迎え、暦の上でも夏だ。
季節的にも食中毒の危険性が高まる時期
であるにもかかわらず、営利目的のために
生食に適さない食肉を提供しているこの会社の
社長の強欲には、反吐が出る。
最初の記者会見の時の態度は、
誰が見ても明らかなように、
「他の会社でも同じことをしているのに、
何故、うちの会社がこんな目に遭うのか?」
のようなニュアンスが見て取れた。
言葉では謝罪を述べていても
顔つきを見ればわかることである。
加えて言うなら、
4人目の死亡が報道されたとたんに
土下座してみたり、涙を流してみたり、
完全なるパフォーマンスで
アカデミー賞でも授けてあげたいくらいの名演技だった。
国の長が無責任なら、
その国民も無責任と化すのだろうか…?
周りが同じことをしていたら、
自分も同じでいいのであろうか?
悪いことを「是」としてしまう精神性に疑問を感じる。
純然たる日本人であるならば、
そこは例え村八分の目に遭おうと
悪とは縁を切るべきである。
政府にあっては、
この事態を招いた後に、
「法的規制の強化を」
などとほざいている。
あの「スーパー堤防」を否定した方である。
事が起こる前に考えるべき問題だったのではないのか?
自分の利権を追及しているからこんなことになるのだ。
そのことに気づけないものは去るべしっ!
政府がどうであれ、
彼のような人間が食を取り扱うことができないよう
厳罰に処すべきである。
とにかく、
こんな事件はもう聞きたくないっ!
見たくないっ!
「新日本」を建設できる人材の登場を切に願う!!